外国人と英語で会話するときの4つのタブーと注意点

英語
この記事は約5分で読めます。

英語学習、特に英会話やライティングの練習のため、外国人と会話できるサービスを使うことはよくありますよね。たとえばわたしは以下のようなサービスを使いながら、勉強を兼ねて外国人の方々と交流しています。

またここ数年は、政府の観光立国方針によるインバウンド推進や2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催、円安などにより、街に出ると多くの外国人観光客の姿を見かけるようになりました。

こういったことから、日本にいるにもかかわらず、以前よりも海外の人たちとの接点が増え、英語でコミュニケーションする機会が増えてきてきていることを感じます。

外国人と英語で会話するときの注意点

外国人とのコミュニケーションに慣れてくるにしたがって、挨拶や天気などの当たり障りのない話だけでなく、様々な話題を取り上げて会話をしたくなると思います。
そんなとき気をつけたいのが、意図せず相手のタブーに触れてしまい、相手に不快な思いをさせたり思いもよらないトラブルにつながったりしてしまわないようにすることです。

今回は、外国人と会話するときにわたしが特に注意していることをいくつか挙げてみます。

容姿に関すること

相手の容姿に関することには触れないようにしています。
たとえば、

  • 背が高い/低い
  • 太った/痩せた
  • 肌が白くてキレイ
  • 目が大きい
  • 顔が小さい
  • 足が長い
  • かわいい/かっこいい
  • 若く見える

といった内容です。
わたしも含めてですが、日本人はこのあたりの感覚がゆるいというかおおらかという気がします。悪気があって言うわけではなく、むしろ褒めているつもりだとしても、非常に失礼な発言となってしまうことがあるので注意が必要です。

たとえば「肌が白くてキレイ」などというのは「肌が白い=美しい」という主観に基づいた発言で、裏返せば有色人種は美しくないということになってしまい、人種差別的ととらえられる可能性が高いです。

逆に「そのTシャツかっこいいね!」「後ろに飾ってある絵、キレイですね」「ピンクの髪、似合ってますね」など、相手の持ち物や後天的なものについては褒めることが多いかもしれません。

政治・宗教に関すること

政治や宗教の話題を持ち出すことも、していません。

たとえばスペイン内の独立問題のような民族や宗教による対立が引き起こす政治的な問題に対して、外部の人間がうかつなコメントをするのは危険です。
そもそも相手の国内事情への充分な知識が無い状態で話題に上げることは難しいですし、相手の背景がわからない状態で安易に語ることもできませんよね。

もし仮に相手からそのような話題が出され場合はそのことについて意見を交換したり聞いて欲しかったりするのでしょうから、こちらは充分な知識を持っていないがそれでもよいか?ということを伝えた上で、まずは話を聞くことにしています。

恋愛に関すること


「彼女はいるんですか?」「どんなタイプが好みですか?」といった恋愛に関する質問も、基本的にはしません。
ある程度関係ができた後であればそういった話題になることもありますが、その場合でも性的マイノリティに配慮したうえで、 Do you have a girlfriend? とは言わず、 Are you seeing anyone? と言うようにしています。

男女の性差に関すること

「男だから〜」「女なのに〜」といった発言のことですね。

正直言うとここはわたしもまだまだ勉強が必要と感じているところで、積極的に話題に上げるのは避けておいたほうが無難だろうな、という程度です。
たとえば、レディーファースト的なふるまいが逆に女性に失礼にあたると考える文化圏もあると聞いたことがありますので、相手の性別によって会話の内容や態度が変わってしまわないように気をつけています。

まとめ

英語学習者にとって、外国人とコミュニケーションする機会を多く持つことは、英語上達のうえでとても大切なことです。自分の言いたいことをしっかり伝えることができるようになるためには、間違いを恐れず積極的にアウトプットする(話す/書く)ことがなによりも重要です。

とはいえ、自分の発言が相手にどう受け止められるのか?失礼にあたるのではないか?ということを、一歩踏みとどまって考えたうえでアウトプットすることも、それ以上に重要なことだと思います。
誰も、相手を傷つけたり不快にさせたり場を乱したりすることを望んではいないはずですので。

そのために、英語そのものの勉強と合わせて、外国の文化や常識・価値観などについても情報収集し吸収し続けられるよう、努力していきたいですね。

現在わたしが受講している カナン・アカデミーの「英語eラーニング講座」 は、アメリカの文化や価値観を題材にして、英語での論理的なライティングを身につけることができます。アメリカに興味がある方はもちろん、それ以外の方にも日本の常識と海外の常識はずいぶん違うということが実感できるので、おすすめです。

こちらでカリキュラムの一部を紹介していますのでぜひご覧になってください。

【PR】「ネイティブと対等に英会話ができる力をつける」英語eラーニング 講座に挑戦!
今回ご縁があり カナン・アカデミーの「英語eラーニング講座」 のモニターに採用されました。この記事では、実際の受講の様子や感想、わたしなりの評価などをお伝えします。【前提】わたしの現在の英語力まずは、この記事を書いているわたしの英語...

参考:外国人と打ち解ける英語フレーズ

DMM英会話のサイトに、はじめて会った外国人とすぐに打ち解けるのに役立つ英語フレーズを紹介した記事があります。

こういった記事も参考にしながら、スムーズにコミュニケーションが図れるよう練習を続けていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました